屋上農園プロジェクト

■概要:

文部科学省が推進している「地域とともにある学校づくり」の一環として、小学校の屋上に農園スペースを設置し、農作業する地域ボランティア・スタッフや子どもたちが憩える場をつくる。

また、地域ボランティア・スタッフを講師とした自然体験・農作業体験の講座を「総合的学習」などの機会を通じて提供することで、子どもたちの経験の幅を広げる。

■事業化の意義

*食育:食べ物についての考える習慣をつける

生徒が自ら野菜を生産することで、命を育てるという意識をもち、さらにそれを収穫、調理し、そこからどのような栄養がとれるのかを考えさせる。また、害虫がつきにくいという屋上ならではのメリットによって有機栽培を採用することで、地球環境や持続的な発展について生徒が考える機会を得る。

*温暖化対策とそれに対する意識の向上

地球の温暖化、大気汚染、そして東京ではヒートアイランド現象などの対策として、緑地を多くし、温室効果ガスの排出を減らし、空気を浄化することが求められている。実際に生徒が農園の活動に携わることで、社会問題としての環境について生徒が考える機会を提供できる。

*災害時の食料供給とそれに対する意識の向上

大規模災害時、流通がストップした場合に、一時的な食料供給が可能になる。農園の規模によって限界はあるものの、有事の際のあり方について、生徒が学習する機会を与えられる。

*地域交流の場の構築

農園は、生徒だけでなく、近隣町会の方々の協力を仰ぎつつ運営したい。それは農業を通じたご近所付き合い、世代間交流にもなり、生徒は家庭以外での大人との交流が生まれ、町会の方々にとって小さな子供とのやりとりは、日々の生活の張りになる。

 

■運営方法

・NPO法人リトルネロ・ファクトリーが運営責任者となり、初期設備の設置・地域ボランティアの募集・農園の運営・授業支援(要望のある場合)を行う

  • 運営費用は、基本的には各種助成金を受けることを考えている(初期設備設置のための助成金は獲得済み)。
  • 日々の水やり、病気や害虫などの対策は、主として地域ボランティアが行い、十分な連絡体制のもと、引き継ぎに漏れがないようにする。
  • 屋上/農園という場を利用した遊びを考案し、休み時間等に生徒たちが自発的に屋上に出入して地域ボランティアと交流できる場を作る
  • 授業の枠組みのなか/枠外イベントとして屋上農園を利用したカリキュラムを考案(必要があればNPO側で提案)し、食育・環境問題・災害時対策・地域交流について生徒たちが意識する環境を作る
  • 種まきや収穫といった農園の大きなイベント時には、地域ボランティアと生徒たちが一緒になって作業をし、交流の場とする